紀州漆器・黒江塗りについて


紀州漆器(きしゅうしっき)は、和歌山県につたわる伝統工芸品のひとつ。

経済産業大臣指定伝統的工芸品。
主に和歌山県海南市黒江は、400年以上の歴史をもつ黒江塗り漆器生産の中心であり、山中塗・会津塗とともに日本三大産地のひとつとして数えられています。
海に面する温暖な気候から、漆の硬化に適当な室温を持つなど漆器生産に適していたため漆器産業が栄えてきました。
川端通り周辺に昔の漆器職人たちの住居兼職場や問屋が通りに面してノコギリの歯のように規則正しく並び、独特な漆器町の景観が形成されています。

職人:Profile

藤井嘉彦(YOSHIHIKO FUJII)
1965年紀州黒江生まれ。家業の漆器業の修行のため、単身、中東・アメリカ・ヨーロッパを見聞し、漆器製品の輸出や百貨店での展示などを手がける。
漆塗りの技法をインテリアへとの思いから2001年に「塗り工房ふじい」設立。
漆技塗りを広めるべく、積極的に活動している。

世界初、漆塗りの洋食器を製作。
独自開発でガラスへの漆定着化に成功。

塗り工房ふじい

黒江塗り×ボトルフラワー

ガラス+漆。
弊社のボトルフラワーの一部には、ガラス器に黒江の伝統技術・黒江塗りを施し、その中にお花をアレンジした、表現豊かなワンランク上のラインがございます。
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